今日のコラム

☆ 10月7日 盗難防止の日

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10月7日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

体力と気力と経験

 人間の体力というものは、三十歳前後が頂上であろう。一方、気力ということになると、私の常識的な体験から言えば、四十歳ぐらいが最高になり、これを過ぎると、次第に衰えてくるのではなかろうか。もちろん気力は落ちても、立派に仕事はできる。というのは、それまでのその人の経験というものが、その気力の衰えを支えるからである。

 それと、もう一つは先輩として尊ばれ、後輩たちの後押しによつて、少々困難なことでも立派に遂行できるようになる。こうした力が加わるからこそ、歳をとって気力、体力ともに若い人たちにとてもかなわないようになっても、支障なく仕事が進められるのではなかろうか。


【コラム】筆洗

2014年10月6日 東京新聞TOKYOWeb

▼東京の落語家の地位は前座、二つ目、そして最高身分の真打ちの三つである

▼一九七八年の落語協会分裂の発端は、真打ち昇進をめぐる論争で、芸に厳しい三遊亭円生さんは実力主義を主張した。「下手な者を真打ちにするのは噺(はなし)家の恥だ。第一、お客に失礼」。もっともである

▼これに異を唱えたのが、当時の柳家小さん会長。真打ちになれぬ人間があふれ、腐っている。「年功がきた者はとにかく真打ちにする」。年功序列とはいえ、真打ち昇進を契機に、精進して、花を咲かせる人間もいる。これも正論だろう

年功序列の見直しが話題になっている。安倍首相は最近、年功序列型賃金の見直しの必要性を強調した。日立製作所では管理職の給与を年功序列ではなく、成果主義に全面的に改めるそうだ。国際社会に年功序列はなく、世界共通の人事制度に合わせるという

▼円生さんの言い分が優勢の世の中か。それ自体に異論はない。年功序列の見直しに「よしっ」と若い人のやる気が出れば、結構なことだが、過度な成果主義が世間をぎすぎすさせないことを祈る。ぬるま湯かもしれないが、日本特有の横並びの出世が会社員の心を落ち着かせていたのも事実だろう

▼ある落語家は若い時、下手だったが、先代の父親のゴリ押しで真打ちになれたそうだ。その後、昭和の名人になった。年功序列を嫌った当の円生師匠である。


☆ 今朝は良い天気です。今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆