今日のコラム

☆7月11日 世界人口デー(World Population Day)
お早うございます。今日もお立ち寄りありがとうございます。☆

7月11日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

礼儀作法は潤滑油

 私は礼儀作法というものは、決して堅苦しいものでも、単なる形式でもないと思います。それはいわば、社会生活における“潤滑油”のようなものと言えるのではないでしょうか。

 職場では、性格や年齢、ものの考え方など、いろいろな面で異なる人びとが相寄って仕事をしています。そのお互いの間をなめらかに動かす役割を果たすのが礼儀作法だと思うのです。

 ですから、礼儀作法というものは、当然、心のこもったものでなければなりませんが、心に思っているだけでは潤滑油とはなり得ません。やはり形に表わし、相手に伝わりやすくし、心と形の両面があいまった適切な礼儀、作法であってこそ、はじめて生きてくると思うのです。


【コラム】筆洗

2014年7月10日東京新聞TOKYOWeb
 
▼<そもそも恋をするならば文の二百も三百も 千四五百も遣(や)ってみて それでも叶(かな)はぬものならば ひとりで寝るが ましぢゃもの>

▼江戸時代前期の歌人烏丸光広の小唄という。「千四五百」は大袈裟(おおげさ)だろうが、江戸の人はそれほどたくさんのラブレター、恋文を書いた

▼効果的な恋文を書くための指南書もかなりの数が出版されていたという。内容も凝っており、天保期に出た「文のはやし」は「最初の附文(つけぶみ)にて返事のおそき時 おいかけて遣(つかわ)す文」「別れし後遣す文」など、状況に応じた、模範文を載せている。『江戸の恋文』(綿抜豊昭著・平凡社新書)に教わった。江戸の人は恋文を頼りにしていた

▼現代事情は、とんと分からないが、恋文は携帯電話やメール、LINE(ライン)に取って代わられたか。恋文の消える時代にあって最近発見された川端康成が一時期、婚約していた女性にあてた恋文の内容が実に新鮮である

▼「恋しくつて恋しくつて」「何も手につかない」「夜も眠れない」。飾らぬ文面に若い人は照れるかもしれぬが、そこが恋文の身上。しかも、この一通は投函(とうかん)されていない。青年川端の苦しい胸の内を思うと切ない

▼研究者には貴重な資料で、この女性がなぜ川端を袖にしたかの謎も解けるかもしれない。お気の毒なのは川端さんの方で、手紙を読まれ、どこかで身もだえしているはずである。
 

【私説・論説室から】春子ママの声を聞け!

2014年7月9日 東京新聞TOKYOWeb
 

 不意に耳元でこだました。

 「普通にやって、普通に売れるものをつくりなさいよっ!」

 昨年、人気を博したNHKの朝ドラ「あまちゃん」で主人公の母、春子(小泉今日子)が言い放った台詞(せりふ)である。主人公が所属するアイドルグループの歌声を勝手に加工し、ロボットのような声に変えたプロデューサーが相手だ。この男は過去、春子にも「口パク歌手の影武者」を強要した「前科」があった。

 そんな禁じ手や奇策を弄(ろう)して生き延びてきた「いかさま師」に対して、春子の台詞はまさに正論だったから、大いに留飲が下がったものだ。その台詞がふと、頭に-。

 そう、安倍政権の新成長戦略である。国民の大切な年金資金を使った株価つり上げ策や、残業代ゼロの長時間労働につながる労働規制の見直し、安い労働力を都合よく使う外国人実習制度の拡大、原発や武器輸出に続いて、賭博の合法化となるカジノ解禁とくる…。

 普通にやらずに、いとも簡単に禁じ手、奇策に走る。この政権の体質を示す最大の特徴である。集団的自衛権をめぐる手法も同じ。「選挙に勝てば何でもやれる、政権は全能だ」-そんな傲慢(ごうまん)かつ姑息(こそく)さを感じるのである。

 次から次へ好きなように国のかたちを変えていく。市場の公正さを歪(ゆが)め、海外からの信頼を失い、働く人の不利益を増幅しても。これが目指す「美しい国」なのか。 (久原穏)
 

☆ 今日は暑くなりそうです。水分を補給して熱中症に気をつけましょう。今日も皆様にとって良い一日で有りますように ☆