今日のコラム

☆ 6月29日はビートルズ記念日
お早うございます、今日もお立ち寄り有難う御座います ☆

6月29日 松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

諫言を聞く

 指導者が物事を進めていくに当たって、みなからいろいろな意見や情報を聞くのは当然の姿である。そしてその場合、大事なのは、自分にとって都合のいいことよりも、むしろ悪いことを多く聞くことである。つまり、賞賛の言葉、順調に進んでいる事柄についての情報よりも、“ここはこうしなくてはいはない”といった諫言なり、悪い点を指摘する情報を努めて聞くようにしなければならない。

 ところが、そうした情報はなかなか指導者の耳に入ってきにくいものだ。だから、指導者はできるだけ、そうした諫言なり、悪い情報を求め、みながそれを伝えやすいような雰囲気をつくることが大切なのである。


【コラム】筆洗

2014年6月28日 東京新聞TOKYOWeb

▼匂いには妙な力がある。ふとした匂いが、忘れていた情景を鮮やかに甦(よみがえ)らせる。そんな経験はないだろうか。生物の進化の歴史で、五感のうち最も早くから発達したのは嗅覚ともいわれる。嗅覚の神経は、発達した人間の脳の中でも、恐怖や不安、快楽といった情動を司(つかさど)る原始的な部分と強くつながっているという
あ▼この匂いの力を巧みに使っていたのが、ロンドンの帝国戦争博物館だ。そこには第一次世界大戦で繰り広げられた陰惨な塹壕(ざんごう)戦の原寸大模型があった。じとっとした不気味な闇でうずくまる兵士、爆音…

▼実によくできた展示だったが、何より生々しかったのが、異臭だ。ゴムが焼けるような匂いを漂わせることで、機械化された大規模殺戮(さつりく)戦の恐怖を追体験させていた

▼現実の戦場では、そこに腐臭も混じるはずだ。そんな匂いを思い浮かべながら、この詩を読むとどうだろう。<彼のからだはピンクで温かかった/今は青く冷たい/シラミに惜しまれる遺体><昨日は耳で鳴った/今日は軍帽の中で/明日は頭のなかで>。かの大戦を闘ったフランスの若者が日本文化の影響を受けて詠んだ俳句だ

▼いくら政治家が大義を掲げ、勇ましい音楽で送り出そうと、前線にあるのは弾が飛び交う音、うめき声、そして鼻をつく匂いだ

第一次大戦の口火が切られてから、きょうで百年。足元で戦争の匂いはしていないか。

☆ 今日も皆さまにとって良い一日でありますように ☆