今日のコラム

☆ 6月19日 朗読(ろうどく)の日
お早うございます、今日もお立ち寄り有難う御座います ☆

6月19日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

美と醜

 私の宅の近くに水のきれいな池がある。水面に周囲の樹々の姿を映し、まことに風情がある。ところがこの池がひところ雨が降らなくて、底の大半を露出してしまうまでになった。映すべき何物もなく醜い底を露呈するばかりである。美の反面には醜がある――そんな思いである。

お互い人間も、これと同じことではなかろうか。美と醜とが相表裏しているところに、人間の真実がある。とすれば、美の面のみにとらわれて、その反面の醜を責めるに急なのは、人間の真実というものを知らないものである。暖かい寛容の心を持って接し合うことが、お互いに明るく暮らすための、一番大事なことではなかろうか。


【コラム】筆洗

2014年6月18日東京新聞TOKYOWeb

▼大切に飼っている犬を売ってほしいと三人の人間がやって来た。こちらとしては手放しがたい。架空の話である

▼もう少し続ける。三人の頼み方はそれぞれ異なる。一人は「大切にします」と犬への思いを訴える。もう一人は「子どもが懐いてしまって」と事情を説明する。最後の一人はこちらがためらっているとこう言った。「最後は金目(かねめ)でしょ」

▼誰だってこの最後の人にだけは売るまい。原発事故の汚染土を保管する中間貯蔵施設に向けた被災地との交渉について「最後は金目でしょ」と発言した石原環境相。十七日、おわびしたいと頭を下げたが、「それをいっちゃあおしまいよ」である

▼誠意や気持ちを何で示すか。「金目」もそうであることは否定しない。それでも金目だけでは人の心は動かぬ。ましてや交渉のテーブルにあるのは故郷の土地、未来である。金目発言はカネ、経済成長ですべてを解決できると信じる政権の本音ではないかと疑う

▼金にこだわらなかった人が十六日、亡くなった。元大リーグ選手のトニー・グウィンさん。五十四歳。若すぎる。哲学者然とした顔、ずんぐりした体形が懐かしい

首位打者八回の名選手。求めれば高額契約で他球団にも移籍できたろうにサンディエゴパドレスに在籍し続けた。地元への愛情。球団への思い。石原さんなら「えっ、なんで移籍しなかったの」というか。

☆ 昨日のカープ

カープVメール

18日マツダスタジアムカープ6―1楽天、勝ち投手野村4勝3敗、本塁打エルドレッド22号、ロサリオ6号 詳しくは中国新聞朝刊で

今日も皆さまにとって良い一日でありますように ☆