今日のコラム

☆6月6日は楽器の日
お早うございます、今日もお立ち寄り有難う御座います ☆ 

6月6日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

何事も結構

 私は運命というものは不思議なものだと思います。人はみなそれぞれ志を立てるのですが、なかなか思い通りにいかないし、実現しにくい。希望とは逆の道が自分にピッタリ合って成功する場合もあるのです。

 だから私は、あまり一つのことをくよくよ気にしない方がいいのではないかと思います。世の中で自分が分かっているのは一%ほどで、あとは暗中模索。はじめから何も分からないと思えば気も楽でしょう。

 とにかく人間にはさまざまな姿があっていいと思うのです。恵まれた生活も結構だし、恵まれない暮らしも結構、何事も結構という気持が大切だと思います。


【コラム】筆洗

2014年6月5日東京新聞TOKYOWeb

▼画家だったトーベ・ヤンソンさん(一九一四~二〇〇一年)が『ムーミン』を描くようになった理由は「戦争」だったという。『ムーミンを読む』(冨原眞弓さん著)に教えられた。第二次世界大戦中の一九三九年十一月、旧ソ連ヤンソンさんの母国フィンランドに侵攻した

▼四〇年代の戦時中、ヤンソンさんは失意のどん底で、その現実に背をむけて「子どもっぽい世界にもぐりこむ」ために描いたそうだ

▼一種の現実逃避に気も引けたそうでムーミン谷の住民たちを「いわば弁解するかのように、みっともない姿に描いた」という。時に不気味なムーミンの姿や物語の得体(えたい)の知れぬ暗さには戦争の影が宿っていたのか

▼研究室に飾ってあったムーミンの絵が何とも寂しく思い出される。小保方晴子さんがSTAP細胞の論文撤回に同意した。期待の万能細胞の研究は、白紙に戻る

▼実用化すれば、病に苦しむ大勢の人を救えた可能性を考えれば、残念としかいいようがない。それでも、この騒動が実は長い長い物語の一部にすぎないと考えるのは愚かなことか

▼小保方さんが「何か」を見たというのなら、騒動にさっさと区切りをつけて、もう一度、研究するしかない。誰もが納得できる形でSTAP細胞を見せるしかない。厳しい道程となるだろうが、戦争に泣いているだけではムーミンはけっして生まれなかったはずだ。

☆ 今日も皆さまにとって良い一日でありますように ☆