今日のコラム


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1月24日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
会社の信用

 自分の会社の欠点と考えられることは、社内においてお互いに誠心誠意検討しあい、その欠点を除くことにみなが努力をすることが大事だと思います。しかし、それを決して外部の人に不用意にもらさないという配慮が必要です。極端に言うと、両親にさえもらしてはいけないのだというほどの信念がなければいけないと思います。

 もしも幸いにして、そういうことをみなが諒として働けば、そうした行動から非常に強い会社の信用が生まれてくると思います。それは会社に幸いし、会社の従業員全体に幸いし、ひいては会社の持つ使命を遂行する力となってくると思うのです。

松下幸之助 「見方・考え方」クイズ

◇◆人生というもの◆◇

問題 Q3 : この幸之助の言葉の〇〇に当てはまるのは?
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(毎週金曜日更新)

 「人生とは、〇〇と〇〇の営みである」

   1 勤労・奉仕   2 感謝・報恩  3 生産・消費

 解答&解説コラム

3 の「生産・消費」が正解です。「人生」と経済用語である「生産・消費」を結びつけることに違和感を感じられるかもしれません。

しかし幸之助は、生産と消費は「単に物資をつくったり、使うことのみ」を指すのではなく、「物心両面にわたるもの」だと考えていました。物資だけでなく、心の生産・消費もあるというのです。そうして人間は、物心ともによき生産・消費をすることで繁栄の道をひらくことができるとして、「人生とは、生産と消費の営みである」と述べたのです。

では、よき心の生産・消費とはどんなものなのでしょうか。幸之助は、よい話を聞き、音楽を聴いて喜び、名画を見て楽しむことなどがよき心の消費であり、お互いが相寄ってよい思いをかよいあわせること、勉強して新しい知識を得ることなどがよき心の生産であると言っています。

今日、物質的には、幸之助が生きた、かつての大量生産・大量消費の時代は終焉し、持続可能な発展を主眼に置いたリサイクル、リデュース、リユースを視野に入れた生産・消費が求められる時代になっています。それだけに、ますます人間の知恵・創意工夫が試され、よき心の生産、よき心の消費が必要とされているといえましょう。



【コラム】筆洗

2014年1月23日東京新聞TOKYOWeb

▼その駅には「ウソ」の駅名を記したプレートが出ている。本当の名前はJR北海道根室線幾寅(いくとら)駅なのだが「幌舞(ほろまい)駅」という表示プレートの方が目立っている。実在しない駅名を表示している本物の駅というのは世界でも珍しいのではないだろうか

▼種明かしをすれば「幌舞駅」とは浅田次郎さんの小説「鉄道員(ぽっぽや)」の主人公が駅長として勤務する小さな駅の名前で、高倉健さんの主演で一九九九年に映画化された際、「幌舞駅」に見立てて、撮影したのが幾寅駅である

▼撮影後も一部セットを残して映画の雰囲気を再現している。行ってみると分かる。寂れた駅の立て付けの悪い、引き戸を開けて不器用で仕事一筋の乙松さんがふと姿を現すような気がしてくる

▼鉄道員としての仕事に打ち込む男の物語である。どんな時も鉄道を安全に正確に運行することだけを考える。家族の不幸にさえがまんする。「ぽっぽやだから」

JR北海道のレール検査数値改ざん問題。保線部署のうち七割超の三十三部署で改ざんが確認された。改ざんとは、「ウソ」である。これが世界に冠たる「鉄道大国」の実態なのか。あまりに寂しい。くやしい

▼職員は「幌舞駅」のホームに立ち、「鉄道員」という虚構の世界をかみしめても損はないだろう。何か感じるはずだ。小説・映画の話だって? 現実の世界の「ウソ」よりはよほどましである。

☆ 今日も寒いですが、皆様にとって良い一日で有りますように ☆