今日のコラム


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1月12日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

人生を設計する

 毎日、なにがなしに仕事をしている、ということでは困ると思います。何でもいい、何か一つの目的を持つ。そういうものを日々持ってそして同時に、一ヵ月先、あるいは一年なら一年の間には、こういうことをやってみるのだ、という一つの自己設計とでもいうものを持つことが大切だと思います。

 そして、それはうまくいく場合もありますし、うまくいかない場合もあります。しかし、これはもう仕方がありません。仕方がないけれども、そういうものを持っているということ、次つぎに生んでいくということ、それが、私は生きがいというものにつながっていくと言ってもいいと思うのです。

【コラム】筆洗

2014年1月11日東京新聞TOKYOWeb
 
▼幕末、明治期の歌舞伎役者、七代目の市川団蔵は芸に厳しい人で門弟が演技指導を求めると「自分で考えろ」としか言わない。それでやってみると「面白くない」と言う

▼では、どうすればと教えを請うても、やはり「自分で考えろ」。見かねた人が指導を頼むと「教えたところで、オレのやる通りにできるわけではない」。門弟は泣きたいだろう

▼演劇研究者の河竹登志夫さんは「決して教えず、自分で悟らせて体得させるというのは、日本芸道の大きな特徴」と書いたが、芸に限ったことではない。程度に差はあれ、伝統工芸から最新の工業技術まで日本には技術は教えられるものではなく、自分で努力し、「盗むもの」「体得するもの」という考え方がどこかに残っている

三菱マテリアル四日市工場の爆発事故。石油コンビナートの事故は年々増加している。背景には大量退職した団塊世代からのノウハウ継承がうまくいっていない可能性もあるという

▼勘や「感触」、コツなど目に見えにくいものを教えるのは難しい。それでも効果的に技術を伝承していく方法を考えなければ「宝」は朽ちる。命にも関わる

▼盗ませるのではなく、こちらから、徹底的に教え込む。「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」。芸道とは違うが、山本五十六元帥の方が今の若い人には向いているだろう。

☆ 今日も寒いですが、皆様にとって良い一日でありますように ☆