今日のコラム

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1月6日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

素直な心とは

素直な心とはどういう心であるのかといいますと、それは単に人にさからわず、従順であるというようなことだけではありません。むしろ本当の意味の素直さというものは、力強く、積極的な内容を持つものだと思います。

 つまり、素直な心とは、私心なくくもりのない心というか、一つのことにとらわれずに、物事をあるがままに見ようとする心といえるでしょう。そういう心からは、物事の実相をつかむ力も生まれてくるのではないかと思うのです。

 だから、素直な心というものは、真理をつかむ働きのある心だと思います。物事の真実を見きわめて、それに適応していく心だと思うのです。


【コラム】筆洗

2014年1月5日東京新聞TOKYOWeb
 
▼ことし一年、じっくりじっくりページをめくっていこうと思っている本がある。この二日で九十九歳になったジャーナリストむのたけじさんの『99歳一日一言』(岩波新書)だ

▼戦前からペンで時代を刻んできたむのさんが一年三百六十五日のために紡いだ言葉が、そこには並んでいる。一月三日…<おのれを励ます最後の言葉はこれしかあるまい。「この地球に、オレはこのオレだけだ。がんばれよ、オレ」>

▼一九四五年の終戦の日、むのさんは新聞社を辞めた。戦争の真実を読者に伝えなかった責任を、自分自身で取るためだった

▼八月十五日の言葉…<人と人との相互関係は、目的が何であれ、組織の規模がどうであれ、一対一が原則です。いつでも、何でも、どこでも、何のためでも、一対一の対等であるのが当然です。そこを裏切ると、人間そのものを裏切る>

▼故郷の秋田で週刊新聞「たいまつ」を出した。保守的な風土にあえて挑む言説を掲げ続け、それを本にまとめたら、地元の顔役たちが祝ってくれた。不思議に思ったむのさんが訳を尋ねると、「たいまつは、おらだちの敵だ。だからつぶすわけにいかぬ」

▼対立する相互関係を認め、その上で前進しようという姿勢。組織や集団の論理ではなく一対一で向き合おうという精神。そこに憎悪の連鎖を変えるカギがあるのではないかと、むのさんは記している。


☆ 今日から仕事始の方も寒いですが、皆様にとって良い一日でありますように ☆