今日のコラム


☆ 新年明けましておめでとうございます 本年もよろしくお願いします ☆ 

1月3日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)
不確実な時代はない

不確実性の時代と人はよく言います。事実、思わぬことが次つぎと起こって混乱することがよくありますが、私は不確実性ということは肯定しません。なぜなら、不確実な現象は全部人間自身の活動の所産であり、人間自身が不確実な考えを持ち、不確実な行動をするところに起こってくるものだと思うからです。

 だから、不確実な考えや行動をやめたら、確実になってくる。そういう自覚で仕事をすることが大切だと思います。

 未来は“確実性の時代”だという発想の転換、未来に対処する基本的姿勢の転換こそ、今日、私たちお互いの緊急重要事ではないかと思うのです。


 水鉄砲 (2013/12/31)紀伊民報

大吉と小吉」

 子どものころ、郷里の正月は年末のしめ飾り作りから始まった。

 ▼父親に習って木づちでわらを打ち、それをなって形をつくる。それに裏山からとってきた小さな根付きの松とウラジロを結び付ければ完成だ。だが、玄関と神棚には長いしめ縄、屋内の神様の分はもちろん、井戸や牛小屋、近所の八幡様や庚申様、果ては自転車に付ける分まで作るので、ほぼ一日仕事だった。

 ▼明けて元旦。真っ暗なうちに起き出し、若水をくんで顔を洗い、祖父を先頭に神様を拝み、仏様に手を合わせる。その後、上の間と呼ばれる座敷の中央に置かれた三方から豆や昆布、餅やコメ、クリやカヤ、ミカンや干し柿を順番に一つずつ頂く。終わると、祖父から新年をことほぎ、一年の平安と無病息災を願う簡単な訓示があって、ようやく雑煮となる。

 ▼家の儀式が終わると、今度は父親に連れられて、村の氏神様へお参り。そこでは決まっておみくじを引く。大抵は「小吉」である。なんで「大吉」が出ないのかと聞くと、父親は決まって「大吉は運勢のてっぺんや。そこでいい気になっていると、次は凶しかない。初めは小吉で、それが中吉、大吉になるように頑張っていくことが大事なんや」と話してくれた。

 ▼父は生涯を農夫として終えたが、傲慢(ごうまん)になるな、日々の努力が大切だと、折に触れて説き聞かせる人だった。家の習俗は失われたが、新年を迎えるたびに思い出すことである。 (石)


☆ 昨年はありがとうございました。皆様にとって今年も良い1年でありますように。
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