今日のコラム


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12月5日松下幸之助一日一話(松下幸之助.COM)

恩を知る

 恩を知るということは、人の心を豊かにする無形の富だと思います。

 猫に小判ということがありますが、せっかくの小判も猫にとっては全く価値なきものにすぎません。恩を知ることはいわばその逆で鉄をもらってもそれを金ほどに感じる。つまり鉄を金にかえるほどのものだと思うのです。ですから今度は金にふさわしいものを返そうと考える。みんながそう考えれば、世の中は物心ともに非常に豊かなものになっていくでしよう。

 もっとも、この恩とか恩返しということは決して要求されたり、強制されるものでなく、自由な姿でお互いの間に理解され浸透することが望ましいと思います。


【コラム】筆洗

2013年12月4日東京新聞TOKYOWeb
 
▼鍋料理の季節である。台風の影響で白菜が高騰しているそうで残念だが、クツクツという音を想像しただけで、家路を急ぎたくなる人もいるだろう

北大路魯山人(ろさんじん)は「なべ料理は気のおけぬ懇意な間柄の人を招いて、和気あいあい、家族的につきあうような場合にふさわしい」と言っているが、その通りで、初対面の人と堅苦しく鍋を囲んだところでおいしいと感じるかどうか。一人鍋も味気ない。鍋の味は良好な人間関係や雰囲気に左右される

▼鍋を共有する。その場にいる人が協議を重ねて味を決定し、具材の投入時期、食べごろを見定める。鍋ほど民主的な手続きが必要な料理はないかもしれない。他人のことを考えず、自分の好きな具材だけを、食べることは許されない。リーダーは必要だが、自分勝手な鍋奉行は支持されない

丸谷才一さんが、「うどんすき」の話を書いている。「時間をかけて煮込むとおいしくなる」と主張する人がいたので任せていたら「糊(のり)のやうな料理」になってしまった。リーダーが悪いと味は台無しになる

▼乱暴な鍋奉行の指図のもと、危険な鍋料理が近くできあがってしまう。特定秘密保護法案。どう考えても煮えていない。しかも闇鍋。どんな具材かも教えてもらえない

鍋奉行は大丈夫というが、食べればどうなるか。ハシをつける気にならなくても、当たり前だと思うのだが。


☆ 今日も皆様にとって良い一日でありますように ☆