今日のコラム


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11月27日
人間としての成功

 人にはおのおのみな異なった天分、特質というものが与えられています。言いかえれば万人万様、みな異なった生き方をし、みな異なった仕事をするように運命づけられているとも考えられると思うのです。

 私は、成功というのは、この自分に与えられた天分を、そのまま完全に生かし切ることではないかと思います。それが人間として正しい生き方であり、自分も満足すると同時に働きの成果も高まって、周囲の人びとをも喜ばすことになるのではないでしょうか。

 そういう意味からすれば、これをこそ“人間としての成功”と呼ぶべきではないかと考えるのです。


【コラム】筆洗

2013年11月26日 東京新聞TOKYOWeb
 
▼日本人の「ぬいぐるみ」好きは、世界的に見ても特別かもしれない。全国のゆるキャラの人気投票「ゆるキャラグランプリ」には千五百八十の「ぬいぐるみ」が参加した。おびただしい異形の物が並ぶ光景を海外の人が見れば、怖いとさえ思うかもしれない

▼「着ぐるみ」との日本語は元来存在しないそうでやはり、「ぬいぐるみ」というのが本筋だろう。「ぬいぐるみ」をかぶって演じる、その歴史は意外と古い

歌舞伎でいえば「天竺(てんじく)徳兵衛韓噺(いこくばなし)」の大蝦蟇(がま)が浮かぶし「小栗判官(はんがん)」の馬など、ぬいぐるみで動物の格好をして見せる演目は少なくない。季節でいえば「忠臣蔵」五段目のイノシシもいる。「天竺-」の初演が一八〇四(文化元)年というから、二百年以上の伝統があるといえなくもない

▼戦後はもっぱら映画やテレビの怪獣モノや幼児番組で、現在のゆるキャラの原形はブー・フー・ウー、ロバ君、カータン、ガチャピンあたりに見ることができる。二十一日に亡くなった井村淳さんが演じたNHK「できるかな」のゴン太くんもその一つか

▼「ぬいぐるみ」は一種の文化とはいえ、地方自治体が、これほどまでにゆるキャラに熱心なのは、疲弊している地方の現状と無関係ではない

▼元気になりたい。こっちを向いてくれ。ゆるい話ではなく日本の闇を背負っている気がしてならない。数々の顔が切ない。

☆ 今日も皆さまにとって良い一日でありますように ☆