松下幸之助一日一話

5月22日

感心する


 同じように人の話を聞いても、「なかなかいいことを言うなあ」と感心する人もあれば、「なんだ、つまらない」と思う人もいる。どちらが 好ましいかというと、もちろん話の内容にもよるだろうが、「いいなあ」と感じる人の方により多く、その聞いた話の内容から仕事に役立つような何かヒントを 得て、新しい発想をするといったようなプラスの価値が生まれてくるだろう。ちょっとしたことだけれども、人生とか事業の成否のカギは、案外こうしたところ にあるのではないかと思う。人の意見を聞いて、それに流されてはいけないが、お互いにまず誰の意見にも感心し学び合うという柔軟な心を養い高めていきたい ものである。